とある歴クラ見習い審神者の備忘録

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ド近眼による単眼鏡倍率比較

今回、ものすごくニッチな記事だと思います。
刀を見る目的の場合、単眼鏡の倍率は4倍、足りないなら6倍がよいと言われているのをよく見かけます。
背後から見るにも4倍があれば見えるとかなんとか…

でも実際問題、ド近眼だとそれでは足りないと感じて8倍を買い足しまして。
同じことで悩まれてる方もどこかにいると思いますので記事として残しておこうかと。

なお私の視力は、矯正後かつ調子のいいときで0.7です。(調子が悪ければ0.5)
これがどのくらいかというと、車の免許更新のときに、調子が悪いと更新できないから出直す必要があるレベルです。(ペーパーなので安全上の問題はありません)


使っている単眼鏡はビクセンのマルチモノキュラーです。
小さい方から4倍、6倍、8倍。
いずれもメガネで使用できます。
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2019年1月、名古屋市科学館で行われたスイーツ展で、この単眼鏡の威力がよくわかって写真撮影OK、SNSアップOKというものがあったので写真撮ってきました。
ミニチュア作家田中智氏の作品「四種のタルト」です。
一歩離れたあたりからスマホカメラでそのまま撮影しています。
斜めからなのは人の邪魔にならないようにですよ。
明るさはだいぶ暗くしています。何しろそのまま撮影すると、明るすぎて飛んで何もない真っ白の台になってしまうので…

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単眼鏡なしのミニチュアタルト
サイズ感は、スイーツ展公式さんのこのつぶやき4枚目の写真をご覧ください。



4倍。

確かに裸眼よりは遥かに見えるし、手に取ったときと近いくらいには見えます。
刃文を見るだけならそれで足りるんですよ。ただ、地金は詳しく判別できません。なんかあるかも?で止まってしまいます。
(普通の視力ならこれでも十分見えるらしい…)

先ほどの写真とほぼ同じ位置から、4倍の単眼鏡をスマホレンズに付けた状態で撮影しました。

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4倍で見るミニチュアタルト

6倍。

刀装具の細工がちょっと見やすくなります。とはいえ、4倍とくらべて「ちょっと見やすい、かも?」くらいの感覚なので、あまり劇的な変化とかは感じていません。(聞いた感じだと、普通の視力がある人なら結構違うようです。この記事はあくまでど近眼仕様ですので)
倍率合わせや見る対象を視界に納めるのは、なれていれば4倍とさほど変わらない難易度なのですが、不馴れな子に貸すとだいぶ大変そうにしていますので、初めて買うなら4倍から、は正解だと思います。
焦点距離も短いので、ガラスケースの直前まで進んでも問題なく使えます。

先ほどと同様、6倍の単眼鏡をスマホレンズにつけた状態です。
ピントが合ってないですが、サイズ感はお分かりいただけるかと。

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6倍のミニチュアタルト

8倍。

正直かなりピーキーな性能なので万人におすすめはできません。
が、私は買ってよかったと思っています。
ガラスケース間近までいくと最短焦点距離より近くなってしまうことがあるので、半歩ほど下がる必要があります。
見たいものを視界におさめるのも、焦点を合わせるのも、単眼鏡への慣れがかなり必要です。
なにしろ刀を見たとき、視界の幅の半分が刀身の幅で埋まるくらい視界が狭いので。
その代わり、刀の肌が本に載っている拡大図くらいはっきりと見えます。
ただ、4倍や6倍に比べると暗いので、刀以外の美術品だとひょっとすると暗くなりすぎるかも?(特に暗い書画が怪しい。刀装具は平気でした。)
とはいえ8倍ならオペラグラスとしてもそこそこ使えるので、無駄にはならないんじゃないかなと思います。
私が長らく観劇用に使っていた8倍単眼はこれより暗くて視界が狭くても十分使えていましたので。

ちょっとピントが奥のタルトに行っちゃいましたが、8倍で撮影するとこんな感じです。

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8倍のミニチュアタルト

最近の運用としては、4倍は友人への貸出用、通常は6倍をつかって、人の後ろから見る時や、とくに肌をしっかり見たい時だけ8倍、という感じです。
(そして何度も繰り返しますが、普通の視力なら同じことが4倍だけで済んだり、4倍と6倍の併用で済んだりします。これはあくまでど近眼によるど近眼のためのまとめです)
8倍をお遊びで人に貸すこともありますが、都度見たいものの前でピント合わせしてから渡してますね…。そこまですれば皆さんいい反応見せてくれますが、やっぱり使いにくさがあるのでオペラグラス用途メインとかでないなら最初の1本にはおすすめできないです。

ということで、どれだけの需要があるかわかりませんが、ど近眼による単眼鏡の倍率比較でした。
同じような状態の方の、検討材料になれば幸いです。


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