とある歴クラ見習い審神者の備忘録

調べたこと・面白かったものと、自分が調べるときにあったら便利だったなと思うまとめを置いておく場所

京都国立博物館「京のかたな」

京都国立博物館の「京のかたな」展に行ってきました。
鑑賞記録というよりは旅行ログという体の記事でございます。


今回は同行者が確保できたので、近畿日本ツーリストさんの京のかたな一泊プランを利用しました。
往復新幹線と美術館チケットと、刀のムックがついたプランです。
これで名古屋から、一人二万二千円くらい。
ホテルを自力で探すとこの時期1万2千円くらいした上で今回のところよりも設備がしょぼい感じだったので、新幹線代(約1万)と合わせてこれなら、充分お得かなと思いまして。
予約時に新幹線の便を確定したら基本変更なしというのはちょっと怖くはありましたが…。

同行者の希望で朝は比較的ゆっくり目、昼前くらいに京都につく便にしました。
早速ホテルに荷物をあずけて、三条駅でおひるごはん。(直結したビルの2階だったはず)
天ぷらがとてもおいしゅうございました。
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京博についたときには13時頃。
意図してこの日を選んだわけではないものの、髭切膝丸同時展示最初の土曜ということでどちらの館もそこそこ混んでいたので、先に新館のほうへ。

そして展示品の何がどう素晴らしいというような詳細レポはぜひ他の方のをご覧ください。
私、実物よりも逸話・伝承のほうに興味が寄っているので、見る方は刃文は見えるし写りや働きもある程度見つけられるんですが、実はそこどまりでして…。

三日月、今回二度目でした。でも実は前回見たときには、うちのけが何なのかわかっていなかったので、よくわからないままおしまい状態でした。
それが今回は、普通の視点で見てもちらっとみえるし、少しかがんだらものすごくはっきりと見える!
これはみえるとかなりうれしいものですね。

へし切長谷部は今回お初。
列に並んでいると元側から見ることになるわけですが、先に見た方のホロカードという感想にものすごく納得がいきました。
元側、すごくきらっきらしてますね。先のほうはそこまででもないですが。

個人的な今回の目玉、本作長義以下略。
元々これの迫力にやられて刀をまじめに見ようと思い立った身ですので。
でもご実家での展示だと、後ろに書状とか飾られるのでなかなかド迫力ぎらっぎらの状態見れないから楽しみにしていたんですよ。
相変わらず恰好いいよー。
私の好みはこの手のごつくてぎらっぎらしたタイプの刀なのです。
別口で美濃系の細かいレースみたいな刃文も好きですが。(こっちは完全に、体験講座で初めて手に持たせてもらった脇指の影響ですね。)

あともう一つ楽しみにしていたのが国広と大道の合作刀。
事前に国広大鑑で調べたときに、これ好みなんじゃない?って思ったのですよ。
でも歌仙さんのとなりの角だからなかなか見るの大変でした…。
ヒット&アウェイ方式でちょっとずつ覚えては下がってメモって、というのやりましたが…もうちょっとトレーニング必要ですね。
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(個人的には牛歩で前の人にぴったりくっついたまま、立ち止まらずにメモするほうがやりやすいなー)

この日は、友人に4倍の単眼鏡を貸して自分は6倍と8倍を使っていました。
(8倍は結構ピーキーな感じなので誰にでもはおすすめできません。そのうち倍率比較のレポ書こうと思います)

かなり軽く一周した後で、コラボ展示のほうへ。(実は上で書いたことの中には、コラボ見終わった後にやったことも含まれております)
こっちもなかなか列が続いてまして、入れたのは17時頃かな。
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缶バッジの運試しチャレンジ結果はこんな感じ。
(今回、そこそこ好きな子は多いけど最推しはいないので、のんびりしています)
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コラボ展示を見終わった後はもういちど新館に戻って、結局閉館間際まで館にいました。
といっても、あんまりしっかり見た感じがしないのはなんででしょうね…。


この日の宿泊先は、アーバンホテル京都二条プレミアム。
アーバンホテル京都二条プレミアム【公式】 | 京都観光の拠点に
ちょっと部屋は狭めですが、設備は新しくて使いやすいです。
ただ…フロントで言えばのれん的なもの貸してくれるらしいとはいえ、トイレ&シャワールームのドアがガラスばりスケスケなのはちょっとびっくりでしたよ!!


二日目。ちょうど日曜美術館で京のかたな展についてやるということで、部屋のテレビで見てから出発。
通常の宿泊プランだと10時チェックアウトなんですが、ツアーのプランだと11時チェックアウトで、ちょっと余裕があったのもあります。

最初の行き先は、京都清宗根付館。
京都 清宗根付館
古民家を利用し、大量の根付が展示してあります。
展示は約400点、所蔵はなんと約4500点なのだとか!
畳の部屋の真ん中にケースが置いてあって大量の根付が飾ってあるような状態で、さらには二階(半分屋根裏と呼ぶべき?)にも飾られています。
なので足が悪い人だとちょっと見るのがつらいかもしれません。
この日展示されていた中で一番いいなと思ったのは「春の小川」というタイトルの鯰の根付です。グレーのユーモラスな表情の鯰が白い亀さんとピンクのお花をくっつけてて可愛かった。
桜餅の葉っぱをはがしたところに葉桜の図、という根付もおもしろかったです。

根付館があるのは壬生なんだけどね、時間的都合とかいろいろで新選組スポットは立ち寄りませんでした。
屯所餅だけ買ったよ。帰ってから食べたけどおいしかったです。
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お昼は、ホテルに荷物をとりにいきがてら、途中の道にあるMenyaというイタリアンのお店に。
Menya
近いからいいじゃん、というノリだったんだけど、大当たりでした。一日目もこっちにしておけばよかったかもというくらい。
昼は単品なし、ランチコースのみということで単価はちょっと上がるんですが、グレードアップメニューのオムレツとピザパンが本当においしくて…
(もちろんメインのパスタもおいしかったです)
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ここで一旦同行者と別行動。私は右京中央図書館へ。
ちょっと霊山資料館の紀要で読みたいのがあったんですよ。

そのあとは、茶barのフレッシュボトルティーがおいしいと聞いて行ってみたら残念ながら売り切れ…
PEARL LADY 茶BAR

このあたりでもう一度同行者と合流して、カジュアルで華やかな生地を使った地下足袋のお店、sou-souへ。
SOU・SOU足袋 - 国内唯一の国産地下足袋ブランド
私、サイズが合うと思っていなくて予算を用意していなかったのだけど、履けるサイズがあることがわかったので、次は買いに行きたい。

今回の旅はこんな感じでした。


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