とある歴クラ見習い審神者の備忘録

調べたこと・面白かったものと、自分が調べるときにあったら便利だったなと思うまとめを置いておく場所

ここに至るまでの話

セツカといいます。
興味を持ったジャンルはひたすら調べたくなるタイプのヲタクです。
が、ヲタとして過ごして20年ほどたつものの、刀剣乱舞が初めての歴史ジャンルです。

はじめは歴史まで手を出すつもりはなかったんですよ。
元々神話伝説と民俗系を追いかけていた人間なので、それと同じレベルで「事実とは呼べなくてもそういう言い伝えがあるもの」として逸話だけ追いかければいいかなと。
たまたま徳美に行ったときに聞いた千田嘉博先生の講演と、学芸員の原史彦先生のギャラリートークのおもしろさにやられてすっかり落ちました。
原先生は、「村正伝説の研究発表をされた先生」と書いたらぴんとくる方もいるんじゃないかな…?東博の末兼先生と同系統の、ぶっちゃけ系トークが楽しい先生です。


そして私、定期的に文章を書きたくなるタイプでもあります。

去年、「天下人の城応援団」として色々書かせていただきました。
徳美の企画展に対して、有志が盛り上げよう、という趣旨の活動だったのですが、関係者を核として有志が集まる形式だったので、本題から外れるからと自重した部分もありまして…そのあたり個人的にもうちょっと書きたいなというのもありまして。
(あ、もちろん私自身の立場は有志の一人です。)



応援団の活動の最初のほうで原先生の全展示品解説が聞けるとわくわくしながら行ったところ、当の先生から「(長時間すぎる企画に)よく参加しようと思いましたね」などと言われてしまった思い出。
美術館の開館~閉館まで、昼休憩を除いてずっと会議室にいた…と書くと、自分でもどうかしてるように見えてきますね…(笑)
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そしてここからは書かせてもらった記事です。
応援団の記事は基本的に、最初のブロックが学芸員さんからの解説の聞き書き、次のブロック以降は応援団メンバーによる記事、という構成です。
あと、解説用の画像も応援団メンバーが作成したり、掲載許可をもらってきたり、でした。
私は文章しか書いてませんが。
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鯰尾藤四郎の記事は、このときは蛇足と思って書かなかったものの本当は書きたいことがいろいろ…
ということで、別の記事を早々に書こうかと思います。
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長義は、展示解説の時点では出展予定がなかったので、有志解説のみです。
そして私は作風の部分はわからないので歴史パートだけ書かせてもらいました。
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実は刀と全く関係ない記事も書きました。
でも発端はやっぱり刀だったり…
創作のために、尾張の幕末についていろいろ調べたときの資料があったのでそこから…
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ちなみに、応援団では普段見れないものも見ることができました。
エントランスの鉄砲狭間から見る展示室、画質悪いけど、こんなに視界良好なんですよ!
城を模して造られた形ですので…城って確かに軍事施設なんだなぁと、ある意味当たり前のことをかみしめさせてもらいました。
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