とある歴クラ見習い審神者の備忘録

調べたこと・面白かったものと、自分が調べるときにあったら便利だったなと思うまとめを置いておく場所

2019刀ネコ 刃物オフ@名古屋

刀剣ネットコミュニティ、通称刀ネコさんの刃物オフに参加してきました。 刀ネコ (@TouNeko2801) | Twitter 一言で言うと、日本刀を中心にしつつ、周辺分野まで取り扱う鑑賞オフ会です。 参加者のうち有志が持ってきてくれた品と、主催が用意してくれた品を…

週刊日本刀1号をおすすめする

デアゴスティーニの分冊百科 週刊日本刀の第一号を買いました。専門書と比べたら粗いです。でもこの本が競合するのは、これまで粗製本が乱造されてきた刀剣読み物系統かと思います。 それと比べたらまだ信頼度は高くて、刃文を浮かび上がらせた刀の精細な写…

徳美「山姥切≠本作長義!?」参加レポ

徳川美術館の講演イベント 「山姥切≠本作長義!?~徳川美術館が守り、伝えるもの~」5/3の部に参加してきました。 今回、大好評につき第二弾が開催されるため、5/11日まではネタバレ控えてねの告知がありました。 ということで今回の記事は予約投稿なんです…

徳川美術館「徳川将軍ゆかりの名刀」二回目

さっそく二回目行ってきました。「とくびぐみそろいぶみ」 一回目の記事はこちらえー…まず、混雑なめてました。ごめんなさい。 徳美は混雑しても、東京のほうの展示ほどすごいことにはならないとか思って、ツイッターでもそう呟いてたんですが、そんなことな…

徳川美術館「徳川将軍ゆかりの名刀」初日速報

とくびぐみそろいぶみ 行ってまいりました。 将軍家ゆかりの名刀と言うけれど、徳美さん持ってるいい刀ほとんど該当するんじゃないかな、どれ出すんだろうと思っていたんですが…なんと全部。 所蔵する刀剣約500点のうち、100点強を今回の企画で展示するとい…

本作長義と「山姥切長義」の呼び方と山姥切国広の模作元と見ることについて

「山姥切長義」の呼び方は、ゲームが唐突に出してきたものではありません。 主に昭和期において刀剣研究家が「山姥切長義」の呼称を用いており、その対象は間違いなく本作長義です。 ただし、徳川美術館では所蔵している折紙と蔵帳(江戸時代の所蔵目録)を…

徳川美術館「徳川将軍ゆかりの名刀」常設部屋パート

「とくびぐみそろいぶみ」は4月からですが、第一展示室はもう新たな展示に切り替わっているので行ってきました。

佐野美「REBORN 蘇る名刀」と三島観光

会期もほとんど終わりですが、佐野美術館「REBORN 蘇る名刀」に行ってきました。 佐野美術館 Sano Art Museum 今回の展覧会は、火災で焼けた刀・焼けた後に焼き直しされた刀がテーマになっています。 私自身はそこまでショックはうけていないのですが、会期…

第35回足利薪能・狂言の予習資料

足利市さん、早い時期の情報公開ありがとうございますー。 速報! 第35回記念足利薪能・足利薪狂言 | 足利文化協会 第35回記念公演 足利薪能・足利薪狂言の開催が決まりました 9月7日(土)・8日(日)の二夜連続公演@鑁阿寺です。第一夜「足利薪能」…

徳美「尾張徳川家の雛まつり」/江戸学講座「慶応三、四年の尾張藩」

ということで、徳川美術館行ってきました。 次の名刀展の前まではこの「尾張徳川家の雛まつり」の展示です。 (長義目当てに3/26~4/7に来たらこっちも見れますよ)ちなみに…美術館には「そろいぶみ」なチラシ見当たりませんでした。 本当に映画館用チラシだ…

徳美4/14~6/2「徳川将軍ゆかりの名刀」に向けた名古屋案内

「とくびぐみそろいぶみ」での展示決定おめでとうございます! (というか、そんなチラシを映画館で配っていたというあたり、我々の行動がしっかり観察されている感…。今なら「美術館情報のチェックまでしないものの知ったら行きたい層」に間違いなく届きま…

図書館活用のススメ

このブログを書くにあたっては、図書館をフル活用しています。 図書館は、世間一般にただの無料貸本屋との誤解をされている、という嘆かわしい状況があるわけですが、じゃあ実際、それ以外の役割を知ってる人ってどれだけいるの?となるのですよね。 私もこ…

メニュー

このブログについて 分類別記事一覧マシュマロ(匿名メッセージ) twitter(更新情報&真面目なつぶやきアカウント) twilog綴虚堂の日々(日常ブログ)

刀剣遠征のための三島観光情報(主に昨年までの情報復習)

※追記:ここは古いページです。修正版投稿済です。 waterseed.hatenablog.com REBORN 蘇る名刀(1/7〜2/24)に向けての観光情報まとめでございます。 (主目的は自分の思い出し用+身内向けなんですが、あれば便利と思うので普通に公開するよというステータス…

模作の芸術性の考え方

少なくとも、日本の美術においては模作というのはマイナス評価されるものではないし、模作であっても立派な作品と見なされる、という話は皆さん比較的早い時点で目にしているかと思います。 なんのこと?となった方は、私の説明よりわかりやすいブログがある…

京都食べ歩記、もとい宴奏会と京のかたな4回目

先に書いておきます。 今回はレポでも何でもない、ただの日記です。

京のかたな三回目(貸し切りプラン)

京のかたな展、3回目行ってきました。 今回は、JRツアーズの貸し切りプランです。 (そしてよく見たら、前に行った時のツアープラン、近畿日本ツーリストさんのほうでした。初回記事訂正…) 前回のと違って、指定の新幹線に乗り損ねても、後の時間のものなら…

大正時代の刀剣擬人化

資料探し中にちょっと面白いものを見つけまして、個人的メモくらいのつもりでそのことについてつぶやいたところ、だいぶRTされまして…ということで、今回のテーマは刀の擬人化。 ただし、ゲームの話ではなく、大正の頃の刀剣雑誌のお話です。

やっとかめ文化祭「徳川慶勝が見た幕末と尾張」徳川美術館「源氏物語の世界/徳川慶勝の明治維新」

やっとかめ文化祭の寺子屋企画「徳川慶勝が見た幕末と尾張」を受講してきました。 目指せ高須四兄弟の大河ドラマ化!という意気込みのものなんですが、高須四兄弟って誰だと思う方のほうが現状、残念ながら多いですよね。 四兄弟の中で世間的に知名度が高い…

京のかたな二回目(末兼先生講演:新刀)

一回目の記事はこちら 京都国立博物館「京のかたな」 - とある歴クラ見習い審神者の備忘録差分なのでかるーく行きたいとおもいます。

ド近眼による単眼鏡倍率比較

今回、ものすごくニッチな記事だと思います。 刀を見る目的の場合、単眼鏡の倍率は4倍、足りないなら6倍がよいと言われているのをよく見かけます。 背後から見るにも4倍があれば見えるとかなんとか…でも実際問題、ド近眼だとそれでは足りないと感じて8倍を買…

京都国立博物館「京のかたな」

京都国立博物館の「京のかたな」展に行ってきました。 鑑賞記録というよりは旅行ログという体の記事でございます。

変化していく逸話の例

「逸話があるからといってもその内容が正しいとは限らない」 そういっても、今一つぴんとこない方もいるかと思います。 ということで、今回は逸話が変化した、もしくは新しくできたと思われる例をご紹介したいと思います。

京のかたな展情報収集

今回の記事は、身内向けに情報収集したものについて、まとまっていたら便利かなということでつくったものです。 あんまり深い内容はないのでご了承ください。

村正の妖刀伝説の話

「徳川に祟る」ため「すべて捨てろと家康が言った」とされる「妖刀」村正。 でもこの話を思い切り否定しにかかっているのが徳川美術館さんです。 なぜなら所蔵品の中に「家康から遺産として受け継いだ村正」があるから。で、その徳川美術館で去年、村正につ…

徳川美術館「もじえもじ/尾張藩邸物語」

気になる講座があったので徳川美術館に行ってきました。 時々勘違いしている方がいますけど、名古屋にあるほうですよー。 (一度水戸と共同で「うちはこっち!」キャンペーンをしたらいいのにと全力で思います)

このブログについて

改めて、このブログのスタンスについて。 このブログは、筆者であるセツカが、自分の調べものの予備調査段階でこういうまとめがあれば助かったな、を実現していく場所です。 正しい内容を提供するというよりは、正しそうな情報へのアクセスを提供することを…

男色と丁子油

今回はセクシャルな話題ですので、苦手な方はお引き取りください。 はてなさんは規約でアダルトNGなので、事前に運営さんに問い合わせを行いました。 今回の記事はその範疇に収まるものと考えて書いていますが、万が一問題があれば文章修正ないし取り下げの…

村正展2に向けてのまとめ

村正展2開催&刀剣乱舞コラボ決定おめでとうございます! おそらくtwitterでの交通案内&観光案内は多数出回ると思うのですが、私は「1箇所にまとまった資料」が先にある状態で計画を立てられると便利だなーと思っているのでそんな形のまとめを。 愛知県内+…

「浅く広く」な刀剣入門本おすすめ

どのジャンルでも、初心者向けっぽい本ほど初心者が選ぶのが難しい現象ってどうにかならないものですかね。 刀剣、ブームになった分、初心者向けの本に見える粗製本が多いんですよね。詳しい方々から「むしろ害になる」とまで言われるような類の… (安く買え…