とある歴クラ見習い審神者の備忘録

調べたこと・面白かったものと、自分が調べるときにあったら便利だったなと思うまとめを置いておく場所

学習発表的なもの

本作長義と「山姥切長義」の呼び方と山姥切国広の模作元と見ることについて

「山姥切長義」の呼び方は、ゲームが唐突に出してきたものではありません。 主に昭和期において刀剣研究家が「山姥切長義」の呼称を用いており、その対象は間違いなく本作長義です。 ただし、徳川美術館では所蔵している折紙と蔵帳(江戸時代の所蔵目録)を…

大正時代の刀剣擬人化

資料探し中にちょっと面白いものを見つけまして、個人的メモくらいのつもりでそのことについてつぶやいたところ、だいぶRTされまして…ということで、今回のテーマは刀の擬人化。 ただし、ゲームの話ではなく、大正の頃の刀剣雑誌のお話です。

ド近眼による単眼鏡倍率比較

今回、ものすごくニッチな記事だと思います。 刀を見る目的の場合、単眼鏡の倍率は4倍、足りないなら6倍がよいと言われているのをよく見かけます。 背後から見るにも4倍があれば見えるとかなんとか…でも実際問題、ド近眼だとそれでは足りないと感じて8倍を買…

変化していく逸話の例

「逸話があるからといってもその内容が正しいとは限らない」 そういっても、今一つぴんとこない方もいるかと思います。 ということで、今回は逸話が変化した、もしくは新しくできたと思われる例をご紹介したいと思います。

男色と丁子油

今回はセクシャルな話題ですので、苦手な方はお引き取りください。 はてなさんは規約でアダルトNGなので、事前に運営さんに問い合わせを行いました。 今回の記事はその範疇に収まるものと考えて書いていますが、万が一問題があれば文章修正ないし取り下げの…

長尾顕長について

多分クラスタ外かつ刀ステ見てない方には「誰だっけ?」ですよね… 山姥切国広を作刀させたお人です。 歴史人物としてマイナーな部類なので、どう調べたらいいんだろうか?となっている方も多いと思うんですよね。 一応お断りしておきますが、これを書いてい…

創作メモとしての刀の手入れ方法

正確に理解しきったとはいいがたいのですが、「観賞用」と「武術用」それぞれでの刀のお手入れ方法を教えてもらったので、創作のための参考として書いておきます。 ※実物の扱いについては、専門家にご確認ください。