とある歴クラ見習い審神者の備忘録

調べたこと・面白かったものと、自分が調べるときにあったら便利だったなと思うまとめを置いておく場所

関ケ原陣跡制覇ウォーキング2019

関ケ原合戦祭り実行委員会主催の、関ケ原陣跡制覇ウォーキング2019に参加してきました。
タイトルのとおり関ケ原各地にある陣跡や墓などをめぐるウォーキングです。
チェックポイントでは、家紋のスタンプを押してもらって、更に記念ステッカーをいただきます。
ちなみに、茶色っぽいのは、早期に申込完了した記念品分のステッカーです。
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面白かったのは面白かったんですよ。なのですが、強度が結構あります。慣れた人は問題ないですが、街中のウォーキングと同じだと思うとちょっと大変かなと。
あと、道中コンビニやスーパーがなく、自動販売機も少ないので備えはしっかりしていかないといけません。
お手洗いは、数はあまり多くないものの、マップに記載があるのがありがたい。
更に公衆トイレも新しいらしく、屋外設置のトイレとしてはものすごく綺麗でした。

スタート地点の役場は、JR関ケ原駅から歩いて行ける範囲の場所でした。
関ケ原駅は結構小さくて、付近にコンビニはないので、必要なものは乗車駅までに買い込んでおかないといけない感じです。
(飲み物自販機はありました。)
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受付、8:30からと書いてありましたが、8時頃には始まっていました。
事前に届いたはがきと参加費1000円を渡し、マップと記念品のタオル、早期申し込みのステッカーをいただきました。

チェックポイントは、記念碑類のそばに設けられています。
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難所に至る前、福島正則陣跡で、飲み物とバナナが配られました。
飲み物はペットボトルのお茶、オレンジジュース、スポーツ飲料のどれかを受け取る形。

コース中で一番の難所、松尾山(小早川秀秋陣跡)からの眺め。
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標高300mに満たない&道はかなりしっかりと整えられていますので、「登山」としては超初心者向けだと思うのですが、「ウォーキング」としては高難易度かと。
ふもとのところで案内役の武将さんが、頂上まで1km、ただし1kmとは思えないとよく言われる、というようなことをおっしゃっていたんですよ。
で、途中、真ん中ほどのところにあった標識に「頂上まで850m」という内容があったんですよ…
1kmってひょっとして、実距離じゃなくて直線距離なのでは…?(かなりぐねぐね蛇行したり、つづら折りになったりする道なので)
スタッフの方が、数人分の弁当&お茶をビニール袋に入れて持って登ってきていたので、慣れた方ならさほど問題ないのだと思いますが、一般の参加者は杖装備の方も少なくなかったです。
杖とまでいかなくてもグローブを持っていけばよかったなと思いました。頂上付近とか傾斜がきつくて、降りるときに手をついた方が楽そうだなって。
……今ほど整備されていない時代に(というか山城だから整備しすぎちゃいけない)甲冑着て登るとか、考えただけでも恐ろしい。

山登りの後、常盤御前の墓前では地域の方のおもてなしということで、お茶とお菓子をいただきました。
このチェックポイントよりちょっと手前のところに自販機があったんですが、私がたどり着いた時間には、お茶・水・スポドリソーダ水は軒並み売り切れておりました。

ゴールできたのは15時近かったように思います。
ゴール地点には飲食ブースが出ていたんですが、たどり着いた時点ではもうかなり売り切れてしまっていました。

今回、ゴールするのに必死だったのでスルーしちゃったのですが、要所要所には史跡ガイドさんがいて、解説をしてくださっていました。
で…普段自力でだと、行くのちょっと怖いかなって場所もあるんですね。道正しいのかなとか、熊猪注意だったりとか……。
毎年恒例のイベントらしいので、気になる方は参加して損はない気がします。内容考えたら格安だし。

アプリで、古谷徹関ケ原をガイドしてくれるというのがあるそうなので、それをインストールしてから行くのもよいかもしれません。
各史跡付近でないと音声が聞けない仕組みらしいですし。
battle-of-sekigahara.pref.gifu.lg.jp


なお、この日の私の装備はこんな感じでした。

  • 夏用スポーツインナー上下の上から街中着
  • トレイルラン用リュックにハイドレーション(中身1リットル)
  • 革製ウォーキングシューズ
  • マップ用サコッシュ

反省点

  • 行動食としてチョコを持っていったものの気持ち悪くなってしまったので、もうすこし口当たりいいものもあるとよかった
  • 帽子とグローブもあったほうがよかった
  • あとボトル+1あれば頭と首にかける用に水をもっと使えた

徳美貝合わせ体験(団体プログラム)

徳川美術館の団体プログラム「貝合わせで遊ぶ」に参加してきました。
普段なじみがあまりないのですが、人数さえ集めれば有志団体で申し込みができるプログラムです。
(あと、ひなまつりの時期には個人参加できる機会が設けられたりします。)
www.tokugawa-art-museum.jp

今回、美術館でときどきご一緒する方の主催で、貝合わせ体験に参加してきました。

プログラムは、まず貝合わせの説明と体験、そのあとで貝にデコパージュで模様をつけていく体験の順に行われます。

貝合わせの遊び方、初めて知りましたよ。
まず、貝の片側を円形に並べて、その中央に残った片割れから一枚を出します。
で、そのままの状態で相手がどれなのか探すんですね。神経衰弱とは違うのです。
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貝の中は見ないまま、一対を合わせます。
正しい相手以外だと、決してぴったり合うことはありません。
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で、中身を見て絵が揃っていることを確認する、という。
言葉にするとシンプルなんですが、なかなか面白いです。
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揃ったあとの貝を並べていくのも、綺麗で見ごたえがありました。
…たぶんこれは、お約束な図柄を知っているともっと楽しいやつだろうなぁ。
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自分の貝の作成体験は、一対の貝に和紙を切って貼っていきます。
自前で持ち込んだ紙類も使えます。
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…えっと、これの反対側は内緒ね。ちゃんと対になる柄にはしたよ。

終わった後は宝善亭で懇親会。
15時からということで、普段のしっかりご飯メニューとは違う感じで用意していただきました。
(しかも通常の時間は終わった後だから貸し切り!)
楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
宝善亭 - 徳川美術館(会席料理)


なお、本日の皆のお供。
秋田からたくさんのにぎころちゃんが愛知に移住しております…w
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#ふぁぼされた数だけ本棚の本を紹介する のログ

タイトルのタグをtwitterで流したところ、合計52件のイイネをいただいて、52冊の本の短文紹介をしました。
一応twitterのモーメントにもまとめましたが、あんまり見やすくないので、こちらでもログとして。
こちらではざっくり分類して紹介したいと思います。
(小さい画像はアマゾンから借りてますので、クリックすると飛べます)

刀剣・武具

日本刀の科学 武器としての合理性と機能美に科学で迫る


樋が軽量化を果たすとか目釘は折れないとか、なんとなく言われてきたことを力学方面から解説した本。
ガチ理系本で完全理解はできないのだけど、過程部分飛ばして読んでも面白いの。
Kindle版だと半額の540円になってますね

日本刀の科学 (おもしろサイエンス)


こっちの本は刀が作られる過程の科学に重点を置いた読み物本。
途中式読み飛ばすなら小学校高学年か中学生くらいからいけるんじゃないかな。読みやすいガチ本です。

"超絶技巧"の源流 刀装具


ちっちゃくて細かい刀装具の名品を、アップの写真と詳しいけど重すぎない解説つきで楽しめる本。
写真、美術館で単眼鏡使うよりもよく見えるかも。

図説・日本刀大全/図説・日本刀大全2


最初に買った刀剣本です。
ブーム前に出た本で、比較的精度が高く、写真も多く、わかりやすい。
ライトな興味の方が読むのにおすすめです。

日本刀の鑑賞基礎知識

私の刀剣知識ベースはこの本。
若干のとっつきづらさがあるけど、調べものに入っていきたい人には全力でおすすめ。

慶長以来新刀辨疑 現代語訳


博物館とかに飾られてるアレ、何が書いてあるんだろうとか思ったことある方に。原文ニュアンスを残すために最低限訳したというタイプの現代語訳ですが、なかなかおもしろい。
(現在とは異なる論もあります)

日本刀は素敵


佐野美の渡邉館長によるエッセイ本。
刀がどう語られたか、扱われたかという観点からもおもしろい。
なお対談のなかで館長はとうらぶの蜻蛉さんのことを「槍を持った素敵な男の子」と表現しておりますw

本阿弥行状記 (上・中・下)


刀剣や日本画の話で大事な位置に出てくる本阿弥光悦が語ったり書き残したものとされている本の現代語訳(巻によって成立に疑念あり)
とはいえ、そのように認識されたことがある、という観点として面白い本です

日本刀の総合美 職人たちの精華


刀身ではなく、拵や、刀剣周辺の日常的扱いに重点をおいた本です。
他であまり見ない観点かと思います。

日本刀 五ヶ伝の旅 大和伝編 山城伝編


著名刀工の作者別のみどころや最近の見解などを追うのにとてもわかりやすい本。今後残る3エリアのもきっと出ると期待したいところです。

刀剣鑑賞の基礎知識


著者絶筆のため少々タイトルに偽りあり。時代による刀剣の変化の話がメインです。そして刀剣専門誌に連載されていたものなので、用語は頭に入っている人むけ。
その上で読むなら面白いとおもいます。

日本刀物語


読み物本としては精度高めだと思うのだけど、歴史関連ネタは話し半分で読んだ方がいいかも。

ビジュアルポーズ集 図説 戦国甲冑武者のいでたち


代表的な甲冑を着用して前後左右、戦場で発生しそうなポーズ、馬に乗って戦うポーズ、各部アップなど。絵を描く人には特におすすめ。字を書く人もリアリティーの助けになると思う

刀に生きる 刀工・宮入小左衛門行平と現代の刀職たち


刀剣関連職の方々が仕事内容と一人前になるまでのことを語った本。
なかなか興味深いです。
kindle版は約半額になってますね。

もっと知りたい刀剣: 名刀・刀装具・刀剣書


他の入門本と内容があまりかぶらないし、信頼度も高いので、みんなにおすすめできる本。
写真もとてもきれい。

名刀と日本人: 刀がつなぐ日本史


佐野美の渡邉館長による本で、刀が歴史上でどのようにあつかわれてきたかの話が軸。
読み物として面白いです。

歴史(文化)

牛車で行こう! 平安貴族と乗り物文化


ものすごくコアな内容を専門的に扱ってるのだけど、読み物としても面白いというすごいバランスの本。
牛車のTPOや後の時代の公証などなど牛車尽くし。
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裏表紙の解説見て!これだけで面白そうでしょ

義経の冒険 英雄と異界をめぐる物語の文化史


歴史ではなく文学の研究本。
神話や物語という方向から御伽草子というフィクションにおける義経を研究した本

時代劇と風俗考証―やさしい有職故実入門


平安から戦国頃までの風俗ざっくり解説と、ドラマのなかで出す場合どんな制約で再現しきれないことがあるのかというような読み物。
なかなかおもしろいです。

元禄御畳奉行の日記―尾張藩士の見た浮世


尾張藩士が残した鸚鵡籠中記という面白い本がありまして…それをピックアップして訳した本です。
ゴシップまみれなんですよ。刀ネタだけでも、刀忘れて帰っちゃった侍がいたり、酔って石垣から落ちて拵破損したのがいたり…w

江戸の色道: 古川柳から覗く男色の世界


本当はこれの前に男色の日本史をおすすめしたいとこなんだけど蔵書じゃないから…
えー…学術目的だから黒塗りされない類いの本です。陰間関連の話題が多いかな。

江戸の性愛術/江戸の閨房術


なぜか片方だけアダルト指定くらってますが、本来アダルト扱いすると逆に修正不足で流通できない類。「閨房」のほうには若衆の仕立てかたとか一時話題になった真桑瓜の使い方とかでてきます。

歴史(戦国)

図解 戦国の城がいちばんよくわかる本


小学生から読めそうなガチ本。
今一般的にイメージする石垣のある城よりも前の形である土づくりの城を中心に解説してます。
北条氏の城なんかもこちらのタイプなので、そのあたりの参考資料にもどうぞ。

マンガで読む真田三代 と同シリーズ


ここのとこ上田城が話題なので、真田氏のおすすめ本。虚実が入り乱れる一族ですけど、この本は最近の研究をベースにマンガ化しているので、とっかかりに最適。

もうこのあたり説明はいらない気もするけど、わかりやすく読みやすいのでどれもとっかかりに最適。

上杉謙信 「義の武将」の激情と苦悩


ちょっとコピーがセンセーショナルだけど、地に足がついた内容です。
ここまで紹介してきた歴史系の本に比べると文体専門書寄り。
虚実入り乱れる人物だけに、実を押さえたい人におすすめ。

秀吉の虚像と実像


文体としては専門書寄りなんですが、文学研究の視点による虚像の研究と、歴史学研究の視点による実像の研究をトピックごと行うという面白い構成の本です。
よく読むと実像部分でも意見が割れているのが見えてきたりとかね。

伊東マンショ~その生涯~


児童向けの郷土本です。顕彰意図の含まれたやつではありますが、ある程度最近の見解がさっくり読めてわかりやすいです。

関東戦国史 北条VS上杉55年戦争の真実


ややこしい関東の戦国を理解するために。テーマ上上杉謙信の死語の混乱あたりでおわってますが、わかりやすく入手もしやすいのでおすすめします。

戦国大名の「外交」


戦国時代における外交官「取次」の話が軸なのだけど、相手との関係性によって書状の形式がどう変化するとか、歴史上の出来事に対してどんな書状がおくられたとかの解説を伴いつつ進むので、そのあたりが面白い

享徳の乱 中世東国の「三十年戦争


関東の戦国の始まりとも言える享徳の乱についての本。
世間的な戦国の話よりすこし前の時代の話です。
長尾と親戚の由良氏、歴史の本によく出てくるんですけど、江戸時代に史料収集した人がいるのだそうで…(冒頭のとこから)

現代語訳 信長公記


これはもう説明いらない気もするけれど。
疑問を呈されてる部分もあるけれど、信長をネタにするなら押さえておきたい本かなと思います。

歴史(幕末)

実説名古屋城青松葉事件


多少古いのだけど、名古屋の幕末にあった大事件、青松葉事件の研究で土台になってる本。
最近のもあわせて読んだ方がいいけど、これはこれで価値あるかと。
※アマゾンだとプレ値ついてますが、名古屋城天守閣付近の売店で、定価1200円で販売しております。

徳川慶勝 知られざる写真家大名の生涯

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この間の名古屋プレゼン会で出した尾張の幕末の話では、まずこの徳美図録がおすすめ。(去年の11月再版。売店で売ってるしオンラインショップにもある)

名古屋と明治維新


幕末の名古屋について深く知りたいならこの本と林政史研究所の論文(ネット公開されてる)がおすすめ。
読みやすさは普通かな。

外国人が記録した幕末テロ事件


日本すげー系の文章がちょっと鼻につくけれど、創作のためのネタ探しになら悪くないと思う。

新選組日誌


新選組関連の書簡や記録をひたすら時系列順に掲載した本。
あのネタの元はこれかー、というのが結構見つけられて面白いです。

世界一よくわかる新選組


活擊のときに考証に入られてた先生による軽めの新選組解説本。
読みやすくてわかりやすいです。

増補改訂版 全書簡現代語訳 坂本龍馬からの手紙/没後150年坂本龍馬

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現代語訳を読んでから、書簡そのもののフリーダムぶりを見ると大変楽しいですw

その他

国宝の解剖図鑑


浅く広くわかりやすく、国宝を図解解説した本。
刀以外にもなんとなく目を向けてみたいなーくらいの方におすすめ。

ミュージアムの女


岐阜県美術館のスタッフ(学芸員ではない)によるエッセイコミック。じわじわくるものがあります。

竹島水族館の本


田舎の狭い水族館なのだけど工夫を凝らして大人気、な竹島水族館がその魅力の一部を伝える本。
適度に気が抜けた感じで面白いです。

アーサー王ロマンス/ケルトの神話―女神と英雄と妖精と


ざっと10年前にfateはまって買ったやつですね。今ならもっといい本たくさんあるのだとは思いますが。
調べる方に行ったとはいえ、これとサトクリフくらいしか読んでないです。

歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる


西洋史から8つの時代と場所をピックアップし、それぞれ料理についての記述から再現メニューのレシピを掲載した本です。
もとになる文献の記述や、時代についての解説が楽しいです。



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国広考察本『水晶ノ粉ヲ以テ』ご案内

いわゆる自費出版ですね。
これまで、刀工国広とその作品の、主に明治から昭和にかけての認識の話を中心に調べてきたのですが、それをまとめて本にしました。

『水晶ノ粉ヲ以テ-刀工堀川国広にまつわる認識の変化を追う-』
本文94p、1500円で、頒布に製本直送.comのしくみを利用しています。
www.seichoku.com
※なお、そこに更にゲーム話を加えたものを、サブタイトルを変えて、主に同人イベントで頒布しております。実際の刀に関する記述は同一ですので、そちらをお求めいただいた方は間違って購入なさらないようお願いいたします。

サンプルは上記のリンクからご確認いただけますが、他にもこのあたりの記事のリライトが入っております。
山姥切の逸話を追いかけた話
刀工 堀川国広についての史料・論考リスト
長尾顕長について
変化していく逸話の例
模作の芸術性の考え方
本作長義と「山姥切長義」の呼び方と山姥切国広の模作元と見ることについて
天正十八年国広銘の刀の、主に戦前における認知の話(刀剣プレゼン会資料再録)

五寸釘ナイフ作成体験@関鍛冶伝承館

関鍛冶伝承館の講座「刀匠直伝 オリジナルペーパーナイフ作り」に行ってきました。

五寸釘でペーパーナイフつくるの、昔からあこがれだったんですよ。
小学校のときに読んだ本に(今回の体験より簡易的なのだけど)作り方が載ってたものの、五寸釘なんて身近にはなくて……
あ、載ってた本はたぶん「冒険図鑑」か「遊び図鑑」だと思います。あるいは同じシリーズの別の本かも…?子供のころすごく好きだったんですよ。

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徳美「合戦図」と土曜講座「 文化財を守るということ」

いつものごとく徳川美術館に行ってきました。
今の展示「合戦図―もののふたちの勇姿を描く― 」は特別展ということで、友の会だと会期中1回しか入れないという制限があります。
友の会 | 会員制度、活動支援基金 | 美術館について | 名古屋・徳川美術館
でも土曜講座を申込していると、土曜講座参加日はそれに含まれないというのがありまして…。
それでも今回の会期中、いけるのは3回だけなので、ちょっと濃度高めな鑑賞をしてまいりました。
(年間費用お高めな賛助会だとこの回数制限がなくて、なおかつ図録いただけたり、内覧会があったり、特別な鑑賞イベントがあるらしいので、来年度はそちらに切り替えることも検討…。学芸員さんからコアなお話を聞ける機会も多いみたいですし…。すでに何名かの刀剣クラスタがこちらに入った模様…。)
賛助会 | 会員制度、活動支援基金 | 美術館について | 名古屋・徳川美術館

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天正十八年国広銘の刀の、主に戦前における認知の話(刀剣プレゼン会資料再録)

みつ希さん主催の刀剣プレゼン会に参加してきました。
とうらぶクラスタが集まって、各自が刀や刀工などについて自分が調べたことを発表するという趣旨の集まりです。
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感想なんかも書きたいんですが、まずは自分自身の発表資料と読み原稿だけ載せておきます。
スライド中の画像は、著作権保護期間満了したものを使用しています。
(スライドテンプレートはLibreOfficeのものです)
とうらぶクラスタだけの間でやったものであるため、若干ハイコンテキストな部分があります。

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